不安障害(パニック障害、PTSD、強迫性障害、適応障害など)

不安障害は、いくつかの症状の総称です。ここでは主なものをあげてみました。直感的に「病院に行った方がいいかな…」とお感じになった場合は、心療内科や精神科の通院をおすすめしております。病院以外の場所で、つらい気持ちや不安感を誰かに支えてもらいたいとき、話し相手が欲しいとき、ぜひご相談下さい。当サロンが可能な限りサポートさせていただきます。

<パニック障害>
突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害と呼びます。このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うぐらいのときもあり、自分ではコントロールできないと感じることもあります。そのため、また発作が起きたらどうしようかと不安になり、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。とくに、電車やバス、エレベーターの中など閉じられた空間では「逃げられない」と感じて(広場恐怖)、外出ができなくなってしまうことがあります。パニック発作自体は、火事や地震のときなど、敵や災害から逃げるために有利なもので、だれでも体に備わった生き延びるためのプログラムなのですが、危機ではない通常の状態で起こってしまうのが、パニック障害といえます。

<PTSD>
PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)は、強烈なショック体験、強い精神的ストレスが、こころのダメージとなって、時間がたってからも、その経験に対して強い恐怖を感じるものです。震災などの自然災害、火事、事故、暴力や犯罪被害、肉体的・精神的虐待などが原因になるといわれています。突然、怖い体験を思い出す、不安や緊張が続く、めまいや頭痛がある、眠れないといった症状が出てきます。とてもつらい体験によって、誰でも眠れなくなったり食欲がなくなったりするものですが、それが何カ月も続くときは、PTSDの可能性があります。ストレスとなる出来事を経験してから数週間、ときには何年もたってから症状が出ることもあります。

<強迫性障害>
強迫性障害は、自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れない、わかっていながら何度も同じ確認をくりかえしてしまうことです。日常生活にも影響が出てきます。たとえば、不潔に思えて過剰に手を洗う、戸締りやガスの元栓、スイッチなどを何度も確認せずにはいられないといったことがあります。

<適応障害>
自分の生活環境が新しくなったときに、適応することが難しく、とてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。入社、入学、転職、転勤、転校、引越し、結婚、妊娠などを機に症状が出ることが多いようです。たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。また、無断欠席や無謀な運転、喧嘩、物を壊すなどの行動面の症状がみられることもあります。ストレスとなる状況や出来事がはっきりしているので、その原因から離れると、症状は次第に改善します。でもストレス因から離れられない、取り除けない状況では、症状が慢性化することもあります。