DV(被害者、加害者、その家族)

DV(ドメスティック・バイオレンス)は、夫婦や内縁関係(同棲カップル)の間で起こる家庭内暴力のことです。近年では同居の有無を問わず、元夫婦や恋人など近親者間に起こる暴力全般を指す方向にあります。同棲をしていない恋人同士のDVを、デートDVやジェンダーバイオレンスと言うこともあります。

<DVの種類>
■身体的暴力・・・一方的な暴力行為
■精神的暴力・・・恫喝する、ののしる、無視する、さげすむ、終始行動を監視する、出て行けと脅す、ペットを虐待するなど
■性的暴力・・・・性交の強要、避妊をしない、特別な行為を強要する、異常な嫉妬など
■経済的暴力・・・生活費を入れない、家の金を持ち出す、無計画な借金をする、買い物の指図をする、など
■社会的暴力・・・実家や友人との付き合いを制限する、電話や手紙の発信者及び内容にこだわる、外出を妨害する、など

<どうして逃げられないの?>
■恐怖感(逃げたら殺されるかもしれない。。。)
■暴力のサイクル理論(下記参照)
■経済的問題
■無力感(自分は夫から離れられない。。。誰も助けてくれない。。。)
■子供の問題、地域社会の人間関係など

<暴力のサイクル理論とは>
DVには(すべてではありませんが)3つの段階がサイクルとして繰り返されるという考え方で、アメリカの心理学者、レノア・ウォーカー博士によって、「暴力のサイクル理論」と名付けられました。

1. 緊張期
加害者の心にイライラや苛立ちが溜まり、緊張状態が高まっている時期。

2. 爆発期
加害者の緊張状態が限界に達し、被害者に対する暴力となって爆発する時期。

3. ハネムーン期
加害者が自分の行為について反省し、被害者に対して謝罪したり優しく接する時期。

ハネムーン期に加害者は急に反省して優しくなるので、被害者は自分が愛されているのだという錯覚を持ったり、自分がいなければこの人はダメなんだ、という気持ちになったり、この人を変えていけるかも、と思ってしまったりします。一種の「共依存」(親子や夫婦などが、支配と被支配の関係を通して、お互いに過剰に依存しあい、自立できないこと)状態とも言えます。

当サロンでは、DVや家庭内暴力で苦しんでいらっしゃる方のメンタルケアを行っております。あなたのお話をゆっくりとお聴かせいただき、共感的にあなたの心に寄り添いながら、あなたの心が本来の力を取り戻せるよう、サポートして参りたいと思います。

また、DVの加害者である(かつて加害者であった)ことに対してお悩みの方も、ぜひご相談くださいませ。